【戦闘力950、指導経験10年以上】TOEICを受験する方、こちらへどうぞ

この記事はこんな方におススメ!
  • これからTOEICにチャレンジしようと思っている方
  • 最短で最大の成果を出したいと考えている方

ご覧いただきありがとうございます。英語教育者の永田勝也です。
突然ですが、英語の試験と言われて思い浮かべるものは・・・? 

私の独断と偏見ですが、おそらく9割以上の方はTOEICですよね。
10数年前は大学生が就活のために受ける試験というイメージがありました。
でも今はむしろビジネスパーソンにとって必須の試験へと変わりましたね。

ソフトバンクではなんと900点を取得すると、100万円の報奨金がでるそうです!
ちなみに800点でも30万円が支給されるとのことで、すごいですね!
他にも、楽天では800点取得できなければ減給になってしまったりと、もはや英語が好きとかそういう話ではなく、「やるしかない!」という状態になっています。

これからTOEICに向けて勉強をする皆さんの助けになればと思い、TOEIC学習のロードマップを共有します。
ちなみに私の戦闘力(スコア)は950点です。(笑)
かつてトヨタ自動車やBUFFALOで企業講師として教えたり、ECCでもTOEICコースを受け持っていまた。
もちろん今でもTOEICコースは担当していますよ!

余すことなくノウハウをお伝えしますので、ぜひ一発でスコアをとっちゃいましょう!

学習期間と学習時間

まず決めるべきはTOEICの受験日ですね。
終わりなくして、学習計画は立てられません。受験できる日が限られているという方は除いて、目標スコアのための必要な学習期間を踏まえてTOEICの受験日を決めることをおススメします。

具体的には、学生の方であれば2か月、社会人の方であれば3か月を学習期間とし、それに合わせたTOEICの試験日に申し込みをしましょう。

学生と社会人の学習期間はどうして差があるの?

当然ながら学習に使える時間が異なるからです。
学生の方は、社会人の方に比べて比較的時間がある、あるいは調整しやすいと思います。
目安となる学習時間は1日2時間から3時間程度とし、1週間で15時間から20時間くらいは学習に使うイメージで、アルバイトなどの調整をしましょう。
当然大学のテストの期間とかぶってしまうと、物理的にTOEICの勉強に使える時間も減ってしまいます。
なので、勉強開始日から受験日までの期間で起こり得るイベントは確認が必要です。

社会人の方は、独身か既婚か、家庭があるかどうかでも大きく異なります。
それでも、学習期間は3か月を一つの基準にするといいと思います。
学習時間は1日1時間から1.5時間程度で、1週間では10時間程度の確保は最低ラインとして目指しましょう。
既婚の方、家庭がある方は集中して取り組める勉強時間の洗い出しが必要です。
時間帯の工夫や場所の工夫である程度の時間も確保できるかもしれません。
ちなみに、勉強のために家事や子育てなどを一時的に家族に協力してもらうという方も少なくありません。

時間捻出の例
  • 帰宅前にカフェで30分勉強する
  • いつもより30分早く起きて、朝活
  • 休日の午前中は家族にも協力してもらい、勉強時間にする

とにかく時間を捻出しましょう。そのために、何を変えることができるか。
予想できないイベントもあるかもしれませんが、まずは自分が変えられることは何か考えてみましょう。

学習期間が3か月を超えてしまうと、モチベーションの観点から考えても、必ず途中で投げ出してしまう時期(通称;負の谷)に必ずと言っていいほどぶち当たります。
仮に確保できる学習時間が少なそうでも、勉強にかける期間は最大3か月とする。
そこまでの成果を測る目的としてTOEIC受験がおススメです

ちなみに英語コーチングスクールの期間は大体2か月から3か月に設定されているのもそんな理由が関係しています。

学習期間のまとめ
  • 学習期間は2か月から最大3か月とせよ
  • 起こりうるイベントを予測せよ
  • ときには家族や周りの協力も依頼せよ

使用教材

AmazonやYouTubeなどを見てみるとわかりますが、TOEICの教材があふれかえっています。(笑)
そして、選択肢が多いからこそ、逆に選べないという『選択のパラドックス』が起こってしまいますので要注意です。
そんな問題も解決しましょう。

使用教材は目標スコアによって異なるものの、大枠は以下のカテゴリーで教材をそろえましょう。

  • 単語帳(スコア別になっているもの)
  • Part5の対策問題集(解説がしっかりしているもの)
  • 目標スコアに応じた教材(例:始めてでも〇〇点が取れる本)
  • 公式問題集

批判を恐れずお伝えすると、使う教材はぶっちゃけどれでもいいと思います。
ただし、上記のカテゴリーにあてはまるものを選びましょう。

例えば、TOEICで730点を目指しているのに、大学受験の単語帳を買ってしまったりするのはどう考えても得策ではありませんよね。
逆に、TOEIC730点レベルの単語帳として出版されているものであれば、正直大差はありません。
なぜなら、『TOEIC対策』として出版されている以上、どの教材もその道のプロたちがしっかり作ったものだからです。
掲載されている単語も何か大きく変わることはないでしょう。

では教材選びのポイントは何か。
それは実際に書店に行って、教材を手に取り自分で中身を見てみることです。
なお、公式問題集は2022年の5月時点で最新版はVol.8ですが、書店で販売されているものはどれを買っても大した差はないので、AmazonなどでポチればOKです。

なぜ書店で実際に見てみる必要があるのか。
それは、自分にとって進めやすい教材を選ぶ必要があるからです。
例えば単語帳であれば、見るべきポイントがいくつもあります。

  • レイアウト
  • 色あい
  • 1ページ当たりの単語数
  • 例文の内容や長さ
  • 音源がダウンロード可能か
  • アプリに対応しているか etc.

また、文法やスコア別の教材も同様です。

  • 解説の丁寧さ
  • 解説のわかりやすさ
  • 問題内で出てきた単語が、暗記できるようなレイアウトになっているか etc.

結論ですが、自分にあう教材は自分で選ばなければなりません
なぜなら、教材は使い倒すことが前提だからです。
単語帳であればおそらく5周はしないと覚えられないでしょう。
文法の問題集も、答えを丸暗記するくらいまでやりこみますし、問題を見た瞬間に、聞かれているポイントがわかる状態を目指します。

そこまで使い倒すことが前提なんです。なので、大切なのは教材をどう使うかであり、何を使うかではありません。
そして、自分に合う教材というのはそれぞれ好みがありますので、自分で手に取ってみなければわかりません。
Amazonや楽天のレビューばかり見て、良い教材を探すことに必要以上に時間を使ってしまうことのないようにご注意を。

教材のまとめ
  • 教材は自分の目で見て、カテゴリーごとに自分に合ったものを選ぶべし
  • やりきれず、教材の浮気はご法度

取り組む順番

学習期間の中で、何をどんな順番で進めていくか。ここには当然戦略があります。
目指すスコアによって多少異なりますが、ざっと上の表のように進めていきましょう。

1か月目:基礎固め期間

学習期間が2か月であれ3か月であれ、必ず単語暗記から始めるのは共通しています。
単語がわからなければ、仮に正解できたとしても意味の想像だったり、フィーリングで回答していることになり、本番で正解できるか再現性がありません。
単語暗記に魔法はありませんので、スコア別の単語帳を必ず学習期間の前半で仕上げましょう。

また、文法も英語の骨組みですし、リーディングでは文法の知識がダイレクトにスコアに反映します。
今後取り組むリスニングにおいても、正しく内容を理解するうえで、文法の知識が必須です。
そうでないと、聞き取った単語から内容を想像することしかできません。
文法も単語と同様に、学習の初期では優先順位高く取り組み、Part5を解きながらわからない文法を調べながら覚えていく作業が必ず必要です。
また、Part5でしっかり点数がとれれば、おのずとPart6も正解できるようになります。
結果的にPart7にまわせる時間も多くなるので、リーディング全体のスコアを底上げすることができます。

2か月目:実践練習期間

基礎の勉強ができた段階で、一度公式問題集を模擬試験として解いてみましょう。
現状を知りつつ、TOEICがどういった形式か、集中力が持つか、といった点がしっかり見えてきます。
これは百聞は一見にしかず。体験してみることが大切です。

ここらへんから、リスニング練習もいれていきましょう。
リスニングは、リーディングに比べると単語が易しいため、単語帳をしっかり進めていればあまり単語で困ることはないはずです。
また、聞き取れなくてもスクリプトを見ればわかるというレベルであれば、リスニングを練習する準備はできているということになります。

リスニング練習においては英語の音声に慣れる、回答のペースをつかむという点が課題になります。
ですが、知識として身に着けるリーディングとはハードルが異なりますので、即効性が高く、2週間やりこむことで成果につながることも十分ありえます。
現に、TOEICの平均点ではリスニングのほうが毎回50点程度リーディングより高くでています。

その後公式問題集で再度現状を把握し、2時間という長時間集中できるかという点も慣れなければなりません。同時に、苦手なパートや課題の把握も必要です。

3か月目:本番練習

ここまで進めて入れば、自分が間違えるポイントや課題も認識できているはずです。
ピンポイントでその課題をつぶしこむ練習が必要で、場合によっては追加で教材を買うこともあるかもしれません。
また、本番と同じ環境で解く実践練習も、週に1回くらいは取り入れていきたいですね。

補足:進め方について

大前提として、教材は何冊も購入する必要がありません。
使用教材で紹介した4つのカテゴリーで1冊ずつの計4冊あれば問題ありません。
そもそも、2か月あるいは3か月という期間でそれ以上の教材をやりこむことは時間的に非常に難しいと思います。

もちろん、雑に一回解いて終了ということであれば、教材は何冊も使えます。
ですが、本番で使えるように吸収するという点から考えると、計4冊で十分です。
ただし、それを最低3回、理想は5回程度解きなおし、徹底的に反復することが必須です。
そのためには、教材の問題部分には何も記入せず、メモなどは解答に記入するようにしましょう。

進め方のまとめ
  • 学習は順番が大切。試験日から逆算して、取り組む順番を考えるべし
  • 教材は使い倒すことが前提。問題には何も記入せず、何度でも解き直せるようにするべし

まとめ

TOEICに向けて勉強を開始する皆様、まず今日から何をすべきかクリアになったでしょうか。
以前別の記事でも紹介していますが、目標達成の8割は計画に依存します。
そこでキーワードになるのが『メタ認知』というものでした。

戦略を持たずにとにかく学習を始めてみる。
そんな進め方も否定はしませんが、結果的に限られている時間の中で最大の成果にはなかなかなりません。
何冊も教材を購入することになり、結果的にすべて中途半端になってしまいます。
教材を理由にするのではなく、自分がどこまで学習に目的意識を持ち、習慣として取り組めるか。
そして、自分の学習にどれだけ主体的に関わることができるか。

やるからには、全力で取り組んで結果を出しましょう!

おまけ:自分語り

私が18歳の大学1年生のときに最初に受検したTOEIC、なんと結果は385点というスコアでした。(笑)
実は試験中に諦めて適当にマークしたり、ちょっと寝たりしていました。
2時間という時間が辛かったのを今でも覚えています。もちろん今でも2時間が辛いことには変わりませんが・・・。

そこから英語教育の道を志し、独学で勉強した結果、585点、670点、そして3回目の受験で815点を大学在学中に取ることができました。
当時は学生でしたので、毎回の学習期間は2か月で設定していました。

また、英語教育者として関わらせていただいた方々は2か月、あるいは3か月程度で100点以上のスコアアップはもちろん、最高では445点から760点にアップという315点もスコアを伸ばした伝説の女子大生の方もいました。
この記録はECCで講師をしていたときの受講生なんですが、一時期ECCでも伝説になっていました。(笑)

ここでお伝えいたいことは、スコアアップのための魔法はないということ。そして、そんな教材も存在しません。
地味ですがコツコツ積み重ねていく努力以外にスコアアップにつながるものはありません。
ただし、効率化の観点からこの記事で説明したような取り組む順番は大切です。そして繰り返しになりますが、その指標となるのが計画なのです。
この記事をご覧になっていただいたみなさんが目標スコアを達成されるのを願っています。
頑張ってください!

ちなみにTOEICのスコアと英会話の関係もまとめていますので、こちらもどうぞ!