【オンライン英会話】業界No.1のレアジョブを英語教育者が体験した話

この記事はこんな方におススメ!
  • これからオンライン英会話を始めようとしている方
  • オンライン英会話のレアジョブに興味がある方

ご覧いただきありがとうございます。英語教育者の永田勝也です。

英会話ができるようになりたい皆さん、オンライン英会話を受講していますか?
今はオンライン英会話スクールも大量にあり、その8割くらいはフィリピン系のスクールです。

しかも、どのスクールも月額8000円程度で毎日レッスンを受けることができ、自分の好きな時間で予約も可能です。忙しい方にはうれしいポイントです。

「オンライン英会話の先生ってぶっちゃけどう?」

こんな質問に対して、良い先生かどうか見極める3つの基準も含めて私のレビューをお伝えします。受講生としてだけではなく、オンライン英会話で講師もしていた私にしか伝えられない内容です。

皆さんが受講しているオンライン英会話の先生がどのくらい該当するのか、確かめながら読んでみてください!

ちなみに細かい料金設定やスクールの特徴などは、たくさんのレビュー記事がありますので、ぜひそちらを参考にしてくださいね。

良い先生か見極める3つの基準

オンライン英会話で一番重要視するべきもの。それは先生の質です。
どのスクールにも、良い先生もいれば、正直微妙な先生や対応が非常に悪い先生がいます。なので、評判が良いスクールを選んだとしても、ハズレの先生を引いてしまう可能性もあります。

それぞれのスクールが持っている教材も大切ですが、ニュース記事やビジネス英語の教材など、どのスクールも教材のクオリティは非常に高いです。

ですが、そんな教材をどう扱うのか。それがズバリ先生なわけですね。
そして、そんな先生の質とは以下の3つで決まります。

  1. 人間力
  2. 教授力
  3. 英語力

例えるなら、教材とは料理の材料のようなものです。
どんなに高級な材料でも、それを扱う料理人の腕がなければおいしい料理にはなりません。逆に、材料は近所のスーパーで売っているものでも、抜群においしい料理にする料理人もいます。

見るべきポイント① 人間力とは?

人間力とは非常にシンプルなもので、第一印象の直感だと思ってください。

営業、面接や恋愛など、第一印象で決めるものって意外と多くありませんか? 

私たちは、今までの人生経験で出会った様々な人のデータから、初めて会った相手の印象を直感的に判断しています。そして、その直感は正しいことが多いです。

オンライン英会話の先生においても、第一印象で皆さんがどう感じたか。
これが答えであり、その先生の人間力だと言えます。もちろん、これはオンライン英会話に限らず、何か習い事などをするスクール選びでも使える判断軸です。

実際に私もスクール選びは第一印象でしているので、そんな私の体験談も少し共有します。

直感で判断① プログラミングスクール

昨今のプログラミングブームにのっかり、一般教養としてプログラミングを勉強できるスクールを探していました。

テックキャンプやテックアカデミー、侍エンジニアなど様々なプログラミングスクールが日本にはありますよね。

私の場合、4社くらいカウンセリングに申し込み、1社目のテックアカデミーは直感から完全になしでした。オンライン営業で対応してくださった方の笑顔のなさなどから、内容に関わらず(ここで勉強するのはちょっと・・・)と思ってしまいました。

そして2社目のカウンセリングでテックキャンプの話を聞きました。
結果、その場で即決して申し込み&支払い(20万円)をしました。オンライン営業の担当の方がとにかく話を聞いてくれて、居心地の良さを感じました。

社長がいろいろと話題になったスクールですが、私はいち受講生として大満足でした。

直感で判断② コーチングスクール

コーチングの国際資格を取得したいと思い、最大手であるコーチエィ、それから銀座コーチングスクールのカウンセリングに参加しました。

正直、費用はそこまで気にしてなかったんですが、どちらのスクールも担当してくださった方がとにかく微妙でした・・・。

一方は事務感全開で、もう一方はなんか『コーチングしてる私キラキラしてる感』全開でした。

(なんか違うんだよなあ)

こんな感想だったので、結局どちらのスクールも直感的に選ぶのをやめました。
いろいろなメリットを考えて、Coach Uというアメリカのスクールに入りました。

人間力を作る3つの基準

自分の例も踏まえて、私が人間力を判断する基準になる第一印象をしっかり言語化してみました。直感を言葉にするのは難しいですが、おそらく以下の3つで私は判断しています。

  • 表情
  • 距離感
  • 落ち着き(声、振る舞い)

今回のレアジョブに話を戻して、体験レッスンで教えていただいたのは、Siomoi先生。
30代の男性講師で、講師歴も3年以上あるベテランの先生です。

(名前は何て読むんだろう・・・?)

そんな心配をしていましたが、英語のニックネームはRyan(ライアン)ということで、心配は無用でした。(笑)

Ryan先生の第一印象は、良すぎてびっくり!

最初の笑顔からスタートはもちろん、私が30代前半で英語学習の経験も豊富にあることを加味してか、とても落ち着きのある話し方でした。オンライン英会話では、やたらとハイテンションな先生も多く、ちょっと疲れることも今まであったんですよね。

Ryan先生は私に合わせてコミュニケーションをとってくれている印象でした。
この時点で、Ryan先生が持っている人間力に惹かれていました。

見るべきポイント② 教授力から先生の力を判断

この視点で記事が書ける方は、なかなかいないと思います。先生を目指す方にも、ぜひ参考にしていただきたいです。

教授力は、以下の3点で見てみましょう。私自身も教育者として大切にしていることです。

  • 相手の英語力に合わせて自分の英語力を調整できる
  • 教材の進行を目的とせず、レッスンを進めることができる
  • 受講生の考える時間を大切にしてレッスンを進めることができる

1つ1つ解説していきます。

相手の英語力に合わせて自分の英語力を調整できる

このスキルは、外国語教育に携わる人間であれば必須だと思います。

受講生との最初のコミュニケーションで話し方、話す内容、さらには使用している一つ一つの単語から、その受講生のレベルを正しく判断します。そのためには、それだけ多くの受講生を教えた経験や自身の学習経験が必要不可欠なため、先生としての経験値が問われます。

そして、その相手のレベルにあわせて自分の英語を調節します。
使う単語や文の長さ、話すスピードなどを調節して相手にわかるように話すということですね。これを『フォリナートーク』、あるいは『ティーチャートーク』と言います。

ちなみに、あえて先生が自分の英語を調節せず、気づきを与えようとしたり、リアルな英語の雰囲気を作ろうとすることもあります。いずれにしても、教授力のある先生は、こういった判断を相手のレベルやリクエストにあわせて最適な方法でやっています。

今回のRyan先生は、第一声はちょっとゆっくり話していましたが、私が簡単な自己紹介をしてからは、普通のスピードで話すようになりました。なので、私が英語でコミュニケーションが取れるレベルだと見極めをしたんだと思います。

3年以上英語を教えているということで、経験値が出ている対応だと感じました。

教材の進行を目的とせず、レッスンを進めることができる

基本的にオンライン英会話のレッスンは1回完結型になっており、25分のレッスン時間で終わるように進行されます。自由予約制のレッスンなので、教師間で受講生の情報の引継ぎが難しいからですね。

とはいっても、実際に25分という時間で、教材をすべてこなせないことも多々あります。
受講生の質問やレベル的な難しさなど、原因はいろいろありますが、そんなときに先生は取捨選択が求められます。今のこの時間で、何を練習してもらう必要があるか。そんな見極めをします。

ここで上手な先生は、残された時間や相手の理解度を判断して提案をしてくれたり、受講生自身に意向を聞きます。受講生にとって必要なものを、受講生が納得いく形で進める。当たり前と思うかもしれませんが、実際にレッスンをやってみると、教材を進めることを目的としてしまうことがあるんです。

今回のRyan先生とのレッスンでは、私がムダにいろいろ話をしていたので、本来の体験レッスンで終わらせる内容をカバーできないと思い、少し焦ったと思います。もちろんほとんど表情には出しませんでしたが、時間を3分ほど延長してしまったり、結局最後のフィードバックでは「問題なし」という内容で終わってしまいました。

私自身が私の英語に問題があることをわかっているので、もっとストレートに私の意向を聞いたり、フィードバックしてくれたら、さらに嬉しかったですね。この点はちょっとイマイチでした。

受講生の考える時間を大切にしてレッスンを進めることができる

これは別の言葉で言い換えると、『沈黙に耐える力』とも言えます。
受講生が考えている時間は困っていると判断し、すぐにヒントを出そうとしたり、自分がすぐに話してしまったりと、沈黙に耐えられない先生も少なくありません。

沈黙の意味を受講生の表情などからしっかり判断する。
英会話のレッスンなのに、ときには沈黙の時間も大切なんです。考え、自分でチャレンジしなければ英語は話せるようにはなりません。

ただし、どちらかというと、こういった考えるための沈黙の時間は、初級~中級くらいまでのレベルの受講生に対して必要になる時間です。

Ryan先生と私のレッスンでは、私が基本的に何か話していたので、そもそも必要ない時間でした。

見るべきポイント③ 英語力も当然ながら必須!

英会話を教える以上、英語力も必須です。
少なくとも、受講生の2段階くらい上のレベルじゃないと、レッスンはできないと思います。

Ryan先生の英語力はかなりレベルが高かったです。
自分で言うのも恥ずかしいですが、私よりはるかにレベルが上です。

一応私も留学経験者ですし、それなりに英語スキルがあると自覚していますが、それでも高い英語力をお持ちの先生でした。

英語力の指標になるのはいくつかあるのですが、よく言われるのは以下の3つだと思います。

  • Accuracy(正確さ)
  • Complexity(複雑さ)
  • Fluency(流暢さ)

今回の体験レッスンではビジネス英語を取り上げて、会社の待遇に関して日本の会社とフィリピンの会社を比較してディスカッションをしました。時間的にしっかり踏み込んだディスカッションにはなっていないので、ここのレビューは正直できません。

ですが、教材内に書いていないことも、「フィリピンではどうか?」という視点で私は質問をしていましたが、すべてロジカルに英語で答えてくれました。予期せぬ質問にもその場でしっかり答えられることから、英語力はやはり高かったです。

まとめ

オンライン英会話No.1と打ち出している以上、今回のRyan先生はさすがのクオリティでした。

体験レッスンは25分間という短い時間でしたが、私のバックグラウンドやレベルに合わせて進行していただけたので、私は1レッスン当たりの金額206円*考えると、大満足の内容でした。

※日常英会話コース、毎日レッスンを受講するとした場合の金額です。

無料体験レッスンで別の先生のレッスンも受講する予定なので、楽しみにしているところです。
オンライン英会話を試してみようと思っている方々、今回の私のレビューのポイントをぜひ参考にしてみてください!

そして、ぜひチャレンジしてみた感想も教えてくださいね♪