【英会話】まず最初に覚えるべきフレーズとは?~大人のためのやり直し英語

この記事はこんな方におススメ!
  • これから英会話を始めたいと思っている大人の方
  • やり直し英語シリーズの単語と文法を完了した方
  • 英会話初心者の方

ご覧いただきありがとうございます。英語教育者の永田勝也です。

今回は大人のためのやり直し英語シリーズの第3弾として、英会話を取り上げます!
とは言っても、いきなり英会話の練習を始める前に、これだけはまず覚えましょう!という鉄板フレーズをお伝えします。

「とにかく英語が話せるようになりたい!」

そんなモチベーション高い気持ちは大切にしつつも、自分のためにも相手のためにも今回紹介するフレーズをまずはしっかり覚えましょう。今後の英会話学習の効果を上げるのはもちろん、何より英語学習を楽しむうえで、最高のスタートを切ることができます。

過去シリーズを実施したうえで読んでいただきたい記事ですので、第1弾と第2弾をご覧になっていない方は以下のリンクからどうぞ!

覚えるべきフレーズ① 自己紹介の英語

(やばい。趣味なんてない。なんて答えよう・・・。適当に音楽とかにしておくか?)

必ずどんな英会話でも、自己紹介からスタートします。
ここで、自分の紹介を英語でできないと、会話の聞き手を惹きつけることはできませんよね。
別に面白いことや難しいことを言う必要はありませんので、以下の内容だけでも最低限言えるようにしておきましょう。

『話すことがない』という状態は避けましょう。そこで会話はストップしてしまいますよね。

自己紹介の鉄板フレーズ一覧

自己紹介の鉄板フレーズ
  • あいさつ:Hi, Nice to meet you.
  • 名前:I’m Katsuya. *名字はなく、名前だけでOKです。
  • 呼び方:Please call me Katsuya. *ニックネームなどあればここで伝えましょう。
  • 出身:I’m from Nagoya.
  • 年齢:I’m 32 years old.
  • 仕事:I work at an English language school. I’m an English coach.
  • 趣味:I like to practice kick boxing and go traveling.

(これくらい簡単に言えるよ・・・)

こんなふうに思うかもしれませんが、上記のような内容をまとめてしっかり話せるでしょうか

どんな相手と話す場合でも、必ず自己紹介から始まり、First Impression(第一印象)は大切ですよね。その際に、しっかり相手の目を見て話せれば、それだけで良い印象にもなりますし、何より皆さん自身も堂々と自信を持って話せます。

ぜひ自分を表す自己紹介を作って、声に出して練習してみましょう。

発音に自信がない方

自己紹介を文章で書いたものの、結局どうやって上手に発音したらいいかわからないという方もいますよね。

そんな方は、音声の読み上げをしてくれる便利なサイトがありますので活用してみましょう。
多少なりとも機械っぽい英語ではありますが、まずは1人で自分のペースで音読練習するうえで、十分参考になるレベルです。

音声読み上げの便利サイト

Read Speaker: https://readspeaker.jp/

覚えるべきフレーズ② 聞き返す場合

会話をしていると、必ずと言っていいほど、こんな状態になることがあります。

これは、皆さんのリスニングの力が原因の場合もありますし、単純に話し手側の話すスピードや内容、話し方などによる場合もあります。その際に、わかっていないのに、愛想笑いをしてしまうと、その後の会話はもっとわからなくなってしまいます。

そのときは、しっかり自分がわかっていないということを相手に伝えましょう。
これを忘れてしまうと、相手は話を理解していると思って、そのまま話を続けます。それはもう、シンプルにわからないことのだらけでトラウマレベルです。

例えば、仕事を依頼して、「わかりました」と言った部下が結局何も理解できていなかったら、皆さんはどう感じるでしょうか。わからないときは、やはりわからないとしっかり言ってほしいですよね。

自分を守るためでもありますが、同時に相手のためでもあります。

聞き返しで使えるフレーズ一覧

聞き返しの鉄板フレーズ
  • Could you repeat that please? 
    もう一度言っていただけませんか?
  • Could you speak more slowly please?
    もう少しゆっくり話していただけませんか?
  • Could you write that down for me please? 
    それを書いていただけませんか?

もちろん言い方はこれだけではありません。

学校で習ったPardon me?やSorry?と言う言い方もありますし、いろいろな言い方はあります。日本語も同じで、言い方は当然1つではありませんよね。ですが、いろいろ使おうと思ってどれも使いきれず、そもそも聞き返すための表現が口から出てこないなんて現象が良く起こります。

そこで、「困ったときはこのフレーズを使おう」というフレーズを決めてしまいましょう。

そして、そのフレーズを50回つぶやきましょう。そうすれば、必ず自然と口から出てくるようになります。いろいろな言い方を覚える、TPOに応じた話し方をするというのは、その次のステップで大丈夫です。

覚えるべきフレーズ③ 自分の理解が正しいか確認する場合

聞き返しても、結局サンドイッチマン状態のままで、ちょっと不安が残る

こんなことも十分あり得ます。
ですが、同じ相手に2回聞き返すというのは正直あまりおススメできません。さすがに相手も「話聞いてた?」と思い、ちょっと不快に思うかもしれません。

そこで、聞き返すのではなく、「つまりこういうこと言ってます?」的な感じで理解度の確認ができるといいですね。合っていればそれでOKですし、もし違っていたのであれば相手がそれを説明してくれます。

理解度の確認の鉄板フレーズはこれ!

意思表示の鉄板フレーズ
  • Are you saying that ~~~? Is my understanding correct?
    つまり~~ということですか?私の理解であってますか?

このフレーズの良いところは、もし自分の理解が正しくなかったときにも必ず相手が訂正してくれるので、自分が理解できなかった原因を知ることができるということです。

単純に単語に問題があったのか、スピードだったのか、文法的に複雑で処理しきれていなかったのか。はたまた単純に内容がイメージつかず、理解が追い付かなかったのか。

自分がわからなかったことを探り、わかるようにしていくことが練習です。
言ってみれば、ダイレクトに相手からフィードバックがもらえるわけですから、間違いなく成長できます。

まとめ

今回は、大人のためのやり直し英語ということで、これから英会話を始める方に向けて、まず最初に覚えるべき鉄板フレーズをお伝えしました。

コミュニケーションは自分ひとりでは成り立たず、必ず相手と協力して初めて成り立ちます。だからこそ、英会話を始めるうえでの最低限のフレーズはしっかり覚えておきたいですね。同時に、自分を守ることにもなりますよ。

英会話ができれば、普段接することのない方と話すことができ、月並みな言い方ですが視野が広がる体験ができます。だからこそ、最初に挫折しないようにしっかり準備をして臨みたいですね!

ではまた次回をお楽しみに。