ご覧いただきありがとうございます。英語教育者の永田勝也です。
今回は久しぶりに英会話に関する内容でお届けします!
ネイティブやフィリピン人と安価に、かつお手軽に英会話ができるオンライン英会話で、あえて日本人講師を絶対に選んでほしい。
そんな3つの理由をお伝えします。
「外国人と英語を話したほうが練習になるんじゃないの?」
こんなことを思う方もいるでしょう。
確かに日本語が通じない外国人と練習したほうが必死になりますし、英語を話すモチベーションにもつながるかもしれません。
ですが、日本人講師とのレッスンでしか得られないメリットもあります。
元講師の経験から、オンライン英会話で挫折しないように、上手な日本人講師の活用方法を共有します。
目次
日本人講師のススメ① 初心者に徹底的に伴走できる
初心者の方は、まず日本人講師のレッスンを受講することをおススメします。
英会話だからと言って、ネイティブやフィリピン人などの外国人にこだわりすぎる必要はありません。特に、いきなりネイティブのレッスンから始めると、トラウマになるレベルで苦しい経験をされる方も少なくありません。
落ち着いて話したり、英会話を楽しむ余裕が出てくるまでは、メンタル的な負担を考えて日本人講師のレッスンが非常に効果的です。
- 緊張感や不安感を軽減させられる
- 困ったときに日本語で質問できる
- 日本人が話す英語を誰よりも理解してくれる
オンライン講師時代のエピソード①
私が以前オンライン英会話スクールで勤務していたときには、ネイティブとのレッスンで心が完全に折れてしまった方がいました。1人や2人ではありませんよ。
- 何度言っても伝わらない
- 何度も聞き返したら、呆れたような態度をとられてしまった
- 英語を話す自信を失い、モチベーションもなくなってしまった
こんな悩みを抱えた方が、最終的に日本人講師を選んでレッスンを受けてくださいました。
もちろん楽しく外国人とのレッスンを受けることができる方もいますし、すばらしい外国人講師はたくさんいます。
ですが、日本人講師との練習でしか得られない安心感はありますし、英語力が高い先生ももちろんいます。最初は日本人講師にどっぷり頼りましょう。
日本人講師のススメ② 学習のロードマップを一緒に描ける
英会話とTOEICなどの資格試験で決定的に違うところ、皆さんは何だと思いますか?
英会話のスキルは、資格試験と異なり、基本的に数字で表すことが難しいです。
なので、自分の現状のレベルと目指す目標を見比べて、どんな練習をしていけば良い計画を練ることは大変です。
そこで日本人講師の出番です。
現状の客観的なレベルチェックや目標をしっかり共有して、コンサル的に学習のロードマップを描いてもらいましょう。
プロの日本人講師は、皆さんと英会話をすれば現状の英会話力を正しく判断できます。
そして、目標とするレベル感がどれくらいのものか、そのために必要な学習の提案も可能です。
もちろん対応できない先生もいるかもしれないので、先生に対するリスペクトは忘れずに。
- 目標とするレベル感を正しく把握する
- 目標に対する自分の現状を正確に把握する
- 目標と現状のGapを埋める計画を考える
英会話のレベルはスコア化できる!?
英会話をスコア化する試験も実はたくさんあるので、紹介します。
例えば、英検の二次試験では、試験管とインタビュー形式で英会話をしていきます。
他にも、PCに向かって一方的に話すTOEICのスピーキングやVersant、さらには電話で実施するアルクの英語スピーキングテストなどもあります。
気になる方はぜひ自分で調べてみましょう。スコア化したほうがモチベーションが上がる方もいるはずです。
ですが、注意も必要です。
これらのスピーキング試験は、英会話スキルを測る1つの物差しにはなる一方で、英会話力の全てが測れるわけではありません。
何より、そのスコアと皆さんが目標としている英会話の目標が一致していないこともあります。例えば、英語会議をこなせるようになりたい方が、Q&Aや復唱をするVersantの練習をしてスコアを上げても、目標には直結しない可能性があります。
試験はあくまで使い方が大切ですね。
オンライン講師時代のエピソード②
オンライン英会話ではスムーズに話せるのに、肝心のビジネスシーンでは全然話せない。
そんな状況に困ってレッスンを予約してくださる方がいました。
話を聞いてみると、オンライン英会話では外国人講師と趣味や日常的な話題についてフリートークをよくしていたそうです。
ですが、ビジネスシーンでは、業務の依頼をしたり、会議の内容を要約をしたり、突発的な質問に答えることが必要でした。
オンライン英会話のフリートークが決してムダになることはありませんが、目標に対して適切な練習方法ができなければ、学習としては遠回りになってしまいます。
そこで、ビジネスシーンでの現状の課題を確認し、その原因や対策をいっしょに考えることで、目標にあった学習計画を作ることができました。
日本人講師のススメ③ 学習のお悩み相談ができる
「練習をしても、なかなか結果に出ず、焦っている」
「成長実感がもてず、モチベーションが下がってしまった」
英語学習の環境は整っているものの、それでもこのように感じる方もいます。
原因を考えてみると、学習時間が足りていない場合もありますし、本人が成長を実感できていないだけの場合、さらには学習方法が最適ではない場合などがあります。
そこで、同じ日本人として英語学習を経験してきた日本人講師に相談してみましょう。
学習の進め方などはもちろん、英語学習に取り組むマインドセットや経験談も共有してもらうことができます。また、定期的にレッスンを受講すれば、学習を継続する良いペースメーカーにもなるはずです。
- 自分の学習が目標に対して適切か相談できる
- 英語学習のペースメーカー的な存在になってもらえる
- 日本人だからこそ、日本人の英語学習者の状況を理解してもらえる
オンライン講師時代のエピソード③
レッスンをご受講いただいた50代の主婦の方は、旅行で英語が話せるようになりたくてオンライン英会話を受講していました。そして、フィリピン人講師にアドバイスされて、TED talksでシャドーイングの練習をときどきしていたそうです。
その練習で発音などは多少身につくものの、その方にとってTED Talksは、適切なレベルの教材ではありませんでした。その方自身も、成長の実感をもてていませんでした。
私が担当したときは、レベルや環境、目標にあった勉強の方法を一緒に考えたり、成長実感がもてるように振り返りの場をもつなど、日本語でレッスンを進行することもありました。
(番外編)純ジャパ?帰国子女?
日本人講師といっても、様々な先生がいます。
その中でも帰国子女の先生はここで紹介した目的では選ばないほうが良さそうです。
英語力の高さはぶっちぎりなので、英語のレッスンとしてはとても良い練習になるはずです。
ですが、英語を身につけてきた過程が、日本で英語を学ぶ皆さんとは違い過ぎて、おそらくアドバイスになりません。日本にいる社会人や主婦の方が、完全英語環境で毎日英語に触れようとアドバイスされても、現実的に難しいですよね。
なので、いわゆる純ジャパで、苦労して英語を身につけてきた先生を選ぶことがおススメです。
もちろん自分に合う先生もいれば、合わない先生もいます。
今まで何度も記事にしていますが、その先生の人間力で決めましょう。
スクール選びに迷ったらココ!
日本人講師がいるオンライン英会話スクールはいくつかありますが、わたしのおススメは『ワールドトーク』です。
英語が怖い・・・を「楽しい!」に
これが10年以上続いているワールドトークのコンセプトで、日本人講師にこだわり続けている理由です。
「ワールドトークに出会うまで、日本人に英語を習う良さに気づかなかった。」
「私も先生のようになりたい。」
「自分がどのように勉強していったら良いのかがわかり、やる気がアップした。」
こんな受講生の声も紹介されています。
誰よりも日本人の気持ちを理解してくれる日本人講師を頼ってみませんか?
これから英語を始めようと思っている方、今の自分の英語学習に少しでも不安がある方は、ぜひリンクから覗いてみてください。無料体験レッスンも実施中ですよ。
皆さんの英語学習に伴走してくれる日本人講師が、きっと見つかるはずです。
まとめ
今回は、オンライン英会話で日本人講師を選んでほしい理由を3つお伝えしました。
日本人講師にしか提供できないメリットがあります。
皆さんの英語学習に必ず役に立つので、ぜひお試しを!