【Voice Tube】アメリカ人はなぜ笑うのか?を真剣に考えてみた

この記事はこんな方におススメ!
  • 英語圏の文化に興味がある方
  • Voice Tubeを使って英語で英語を学びたい方
  • ネイティブが使うリアルな英語表現を身につけたい方

ご覧いただきありがとうございます。英語教育者の永田勝也です。
今回の記事では、もう1万回くらい紹介している最強の英語学習ツール『Voice Tube』をまたまた使います!Voice Tubeをまだ使ったことがないという方、PCでもスマホでもどちらでも使えますのでぜひ無料登録してくださいね。日本人の英語学習者用に最適化された最強アプリだと思います。
今回の記事は、そんなVoice Tubeを使ってリアルな英語表現を学びながら動画の内容も楽しんでしまおうという一度で二度美味しい記事になっています。
ぜひ最後までご覧ください♪

Today’s Video: Why Do Americans Smile So Much?

Voice Tube動画リンク:https://jp.voicetube.com/videos/66334

上のYouTubeからもご覧いただけますが、リピート再生や字幕などの学習機能を使いこなすためにVoice Tubeからぜひご覧になってくださいね。

ちなみにこの動画、メチャクチャ面白いです!
アメリカ人が笑う理由を科学的にマジメに分析してます。(笑)
私もかつてアメリカやカナダを訪れたとき、目が合うとニッコリ笑ってくれるレストランの店員さんや、Goodサインとともに” Perfect! “と言いながら接客してくれてテンションが上がったのを覚えています。日本のホスピタリティとはまた違うステキな文化ですよね。

Today’s Takeaway① ”Think Twice”は二回考えろ!?

  • One custom most Americans wouldn’t think twice about: their smile.
    ほとんどのアメリカ人がためらわない一つの習慣:笑顔

“think twice”は文字通りに理解すると、『二回考える』ということなので、そこから転じて『よく考える』『ためらう』という意味で使います。さらに、この表現は否定文でも使われることが多いようで、その場合は励ますときや何か促すときにも使っちゃいます。

Don’t think twice about calling me whenever you’re in trouble.
困ったら、いつでもためらわずに電話してね。

『二回考えない=ためらわずにする』という感じのニュアンスなので、”Don’t hesitate to V”と近い感じはありますね。こんな表現をさらっと言えたらカッコいいですよ。
ちなみに以下のような状況で、皆さんならどんな言葉をかけてあげますか?考えてみてください!

My presentation didn’t go well at all. I should have prepared more.
プレゼン、全然上手くいかなかったの。もっと準備するべきだったなあ。

Today’s Takeaway② ほんのり言いたいときの”Seem”

  • Americans seem to smile even when there’s not a very good reason to.
    アメリカ人は大した理由がなくても笑顔になるようです。

“seem to V”は『Vするようだ』という表現です。
他にも、”appear”も同様に使えます。もしここで”seem”や”appear”を使わずに文章を書くと、完全に断定してしまいますよね。『100%●●だ!』という断定的な表現をあくまで自分の意見としてマイルドに表現することができるので、IELTSやTOEFLのエッセイなどで非常に役に立ちます。

You seem to be really happy. What happened?
とてもうれしそうだね。何かあったの?

It seems that he knows about it.
彼はそのことについて知っているようね。

Today’s Takeaway③ ”Though”は接続詞じゃない!?

  • In other countries, though, smiling for no reason can make you seem kind of dumb.
    しかし、海外では、理由もなく笑うとバカにされることがあります。

“though”は接続詞で、『~だけれども』という意味で知っている方も多いのではないでしょうか。ちなみに”although”と意味は全く同じです。ですが、この文のように話し言葉においては文中や文末に挿入されて、『~だけどね』的な意味でかなり頻繁に使われる表現なんです。
ちなみにこの使い方は”although”ではできませんので、ご注意ください!

The restaurant was very nice. It was a bit expensive, though.
レストランかなり良かったね。ちょっと高かったけど。

A: Do you want me to help you?
 手伝おうか?
B: It’s OK. I think I can do it by myself. Thanks, though.

 大丈夫。自分でできると思うから。でも、ありがとね。

Today’s Takeaway④ わかっちゃったときは”turn out”

  • It turns out that countries with a long, robust history of immigration have historically relied more on nonverbal communication.
    移民の歴史が長く、堅牢な国は、歴史的に非言語的なコミュニケーションを重視してきたことがわかります。

“It turns out that S + V.”という表現は、『~だとわかった』という意味です。
こんなとき、一番シンプルに表現するなら”find”が使いやすいかもしれません。そこで、ぜひ”It turns out that”を使って表現のバリエーションを増やしてみましょう。どんな場面でも使えそうな便利な表現です。

ちなみにこの文章全体は修飾語が非常に多彩で、聞き手も内容のイメージがしやすい文章だと思いませんか?
“robust”や”historically”などの修飾語のおかげで、ハッキリとしたイメージができると思います。皆さんも何かを説明するときに、使い慣れている”good”や”bad”、それから”very”などではなく、キラリと光る形容詞や副詞を使うと、一気に表現が豊かになりますよ。そんな修飾語はTOEICにもたくさん出てきますので、単語帳をチェックしてみましょう。

It turns out that we won’t be able to use new words or phrases without trying to use them.
使おうとしない限り、新しい単語やフレーズは使えるようにはならないとわかりました。

Today’s Takeaway⑤ 話がわかりにくい人には”In other words”・・・?

  • In other words, when there are a lot of immigrants around, you might have to smile more to build trust and cooperation, since you don’t all all speak the same language.
    つまり、周りに移民が多い場合は、全員が同じ言語を話すわけではないので、信頼関係や協力関係を築くためには、もっと笑顔でいる必要があるかもしれません。

英語の表現としては、”in other words”を使うことができると、相手が理解できるように上手にまとめたり、補足をすることができます。なので、プレゼンなどの場面でぜひ使えるようになりたいですね。話が長くてわかりにくい人にも使ってみてください。シンプルにわかりやすく話してくれるかもしれませんよ!

ちなみに”trust”や”cooperation”に対して、英語では動詞は”build”を使うことができます。
日本語の『築く』的な意味ですが、英語も日本語も同じく比喩的に使えるんですね!『チームビルディング; Team Building』なんて言葉もありますが、こうしてみると意外にも日本語と英語は同じような表現が多くてちょっと親近感が湧くのは私だけ・・・?
ちなみに比喩的な表現においては、”build”の代わりに”construct”を使うことができませんのでご注意を。

I want to build a good relationship with him.
彼と良い関係を作りたいんです。

まとめ 

アメリカ人がなぜそんなに笑うのか。
ネイティブライクな英語表現も覚えながら、その理由が理解できたでしょうか。確かにアメリカやカナダのように移民が多い国では、言葉ですべてコミュニケーションが取れるわけではないので、笑顔も一つのコミュニケーションなのかもしれませんね。ただし、ドイツなど国によっては、ナンパしているみたいになるのでむやみに微笑みかけるのは要注意です。(笑)

それでも、笑顔でのコミュニケーション、私はとても良い文化だと思います。英語を学んでいる皆さんも、まずは”enthusiastically”に”smile”してみましょう。そこから始まるコミュニケーションもあるかもしれませんよ。それではまた次回もお楽しみに!