【TOEFL】Writing Task2で高得点を出すための型とは?(テンプレあり)

この記事はこんな方におススメ!
  • TOEFLの勉強をしている方
  • Writingで点数が伸び悩んでいる方
  • Writingの書き方がなかなか定着しない方
  • 単語数と点数の関係がイマイチよくわかっていない方

ご覧いただきありがとうございます。英語教育者の永田勝也です。
前回に引き続き、TOEFLのWritingの対策を皆様にお伝えします。前回の記事をまだご覧になっていない方はこちらからどうぞ♪

今回はTask2を取り上げます。
Task2はアイデア出しから書き方まで、Task1と比べると自由度も高く、苦戦している方も多いのではないでしょうか。純粋にWritingの力だけで勝負できるTaskでもあるので、しっかり点数を取りたいところです。
今回の記事でも、Writingで28点を取得した私が実際に書いたサンプルアンサーを著作権フリーで共有しますので、ぜひ学習に役立てちゃってください!

Writing Task2の特徴を確認

Task2はIndependent Taskと呼ばれています。
“Independent”は『独立した』という意味なのですが、その名前の通り純粋なWritingの力だけでエッセイを書く必要があります。ReadingやListeningが理解できていないと、そもそも何も書けないTask1とは大きな違いがありますね。
Task2の問題形式はざっと以下のような感じです。

  1. 基本的には賛成・反対など自分の立場を聞かれるトピックに対して自分の意見を書く
  2. 書く時間は30分
  3. 300単語以上書く必要あり

スコアと単語数の目安

あくまで参考程度ですが、いわゆる純ジャパの方々がTOEFLを受験すると以下のようなスコアと単語数になります。Task1の単語数とあわせてWritingセクション全体の目標把握としてぜひ参考にしてください。

目標スコアWでの目標スコア目安の単語数(Task1)目安の単語数(Task2)
100点25点以上250 ~280 words400 words前後
90点22点220 words程度350 words前後
70点18点180 words程度300words

こちらもTask1同様に、単語数が多ければスコアが高くなるということではありません。
高得点を取得する方は、説得力のあるエッセイにするために構成や具体例もしっかり提示することができています。その結果、単語数が多くなります。

ちなみに300単語をちょっと超えたくらいの分量で高得点を出したという方もいるのは事実です。
ですが、短い分量で説得力のある内容を書き切るほうが、国語力としてむしろ高いスキルが求められますので、難易度は上がります。さらに言えば、もしうまく内容をまとめることができなかった場合は、当然ながら内容的に不十分ですので減点となってしまうわけです。
リスクを考えると、単語数の意識は必要です。

スコアと単語数の相関まとめ

Taskをしっかりこなせる力がある方は、結果として単語数が多くなる。

エッセイを書く前に・・・

Task1と2で共通していますが、タイピングスキルは必須です。
ちなみに公開試験で受験する場合は、試験会場のデスクトップPCを使いますので、キーボードもノートPCのものよりストロークが深く、慣れない方もいるかもしれません。
そこで、タイピングが苦手な方に向けて2つ皆さんに便利情報を共有です。

  • 無料で楽しくタイピング練習:寿司打
  • ネカフェのPCでタイピング練習

ネカフェのPCはデスクトップなので、タイピングの良い練習になると思います。
どちらも優先順位が高いわけではありませんが、英語以外でもしっかり準備をして臨むようにしましょう。

28点を取得した私のサンプル公開

今回取り組んだ問題は公式教材であるOfficial Test Vol.2のTest2です。
私も完璧ではまだまだないですが、それなりに参考になるエッセイだと思います。各段落の始めで使う単語など、テンプレ的に使えるものはぜひ自由に盗んでください。

400 words程度

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Playing computer games is a waste of time.
Children should not be allowed to play them.
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There are countless numbers of computer games in the world, some of which might be meaningless or even addictive. Thus, it is understandable that some people regard them as a waste of time, especially for children. However, I believe that children can gain benefit from playing computer games to some extent. Therefore, I basically disagree with the statement.

First and foremost, we should not forget the fact that some computer games are even more educational than textbooks or other learning materials. In fact, some schools apply them to the school curriculum. For instance, a particular private elementary school in Tokyo adopts a computer game invented by an ed-tech company. It allows children to review what they learn at anytime after school. Children actually appreciate it because such a computer game stimulates their curiosity about the subjects. It is safe to say that children can learn from computer games.

Next, children may have a chance to become friends with others thanks to computer games. Several computer games cannot be played alone. Thus, they need a couple of players. That would perhaps function well as a chance for children to talk to other children to play with. For instance, my son, who is nine years old, is so shy that he cannot invite his classmates to play together. However, some of his classmates kindly invite him to play a game together because he is good at it. It is significantly beneficial for my son to play a computer game because, otherwise, he would not have become friends with his classmates. As this example shows, computer games can unite people in a way.

Last but not least, it is parents who can benefit from computer games if children play. Now that the number of criminal cases has been dramatically increasing, which may make parents unwilling to let children play outside as they used to. Otherwise, children would possibly get involved with some criminal cases such as kidnapping. Computer games could be a temporary solution for this. Online games make it possible that children even interact with other players and talk with them in a virtual world without going outside. From that perspective, parents would probably be relieved because children have fewer risks of being in danger.

For those three reasons above, I disagree with the statement. Rather, computer games are beneficial.

構成の必勝パターン

ポイントまとめ
  • 【イントロ⇒Body①⇒Body②⇒Body③⇒結論】5段落構成を基本とする 
  • イントロは3文程度でテンプレ的にトピックの導入と自分の立場、それからエッセイの方向性を表明
  • 各Bodyにつき、主張を支える理由は1つ
  • 【理由の要になるトピックセンテンス⇒補足するサポーティングセンテンス⇒具体例⇒〆の一言】の流れで各Bodyを展開する

とにかく一番ポイントなのは、Bodyがしっかり書けているかどうかです。
構成の観点から、サンプルの最初のBodyを見てみましょう。

First and foremost, we should not forget the fact that some computer games are even more educational than textbooks or other learning materials. In fact, some schools apply them to the school curriculum. For instance, a particular private elementary school in Tokyo adopts a computer game invented by an ed-tech company. It allows children to review what they learn at anytime after school. Children actually appreciate it because such a computer game stimulates their curiosity about the subjects. It is safe to say that children can learn from computer games.

緑のハイライトはトピックセンテンスです。
各Bodyの始めは簡潔に主張の軸になる内容を書きますが、アイデア出しの時間で考えるのもこの内容のみです。

青のハイライトはサポーティングセンテンスです。
これはトピックセンテンスだけでは伝わりきらない内容を補足して1文から2文程度で伝えます。

赤のハイライトの部分は具体例を示しています。
この具体例で読み手を納得させます。ちなみにここで書いた詳細は脚色してますが、Ed-Techに関する内容は実際に私が読んだり聞いたりした実体験がベースになっています。

黄色のハイライトは主張の締めくくりです。
段落をきれいに着地できると、読み手としても主張に納得感を持ってもらえます。

また、構成に関してはよく質問をいただくので、以下にまとめます。

~FAQ~段落は4つ?それとも5つ?

理由は2つだけにして、4段落構成で書いてはいけませんか?

4段落構成で27点を出したこともありますので、上手に書ければ点数は出ます。段落の数で点数は決まりません。ただし、4段落構成で書くリスクは理解しておきましょう。

まず、Task2でスコアが伸び悩む方は、主張と直接関係ないことを書いている傾向が強いです。例えば90点を目指す方の場合は全体で350単語くらい書きますが、イントロと結論はあわせて50単語から60単語程度で簡潔に書きます。なので、4段落構成であれば1つのBodyに対して150単語くらいで書くことになります。ちなみに5段落構成だと1つのBody は100単語くらいです。

皆さんは1つの主張、理由を150単語でしっかり簡潔に書き切ることができるでしょうか。
150単語がどれくらいの量になるか、ぜひご自分で確認してみてください。結果として、同じようなことを何回も書いてしまったり(ミルフィーユ現象)、単語数稼ぎのために関係ない情報を書いてしまったり、結果的に減点につながりやすくなってしまいます。

~FAQ~具体例はウソでもいいの?

具体例が思い浮かばなくて・・・
適当に理由を作って書いても大丈夫でしょうか?

TOEFLは英語の試験なので、ウソの理由でもOKです。
ただし、こちらも同様にリスクがあることはしっかり理解しておきましょう。

ウソの程度にもよりますが、基本的に読み手はウソかどうかけっこうすぐにわかるものです。
これは皆さんも経験があるかもしれませんが、作り話はどうしても話に一貫性がなく、リアリティに欠けます。それを英語でしかも限られた単語数でどこまで表現できるかはまた別の話ですが、ウソの話はかなり飛躍した極端な話になっている傾向が強いです。

改めて自分で書いたエッセイを見返してみてください。客観的に見ると、話の展開がムチャクチャで、誰が見ても明らかなウソだとわかる場合のほうが多いです。そうなると、ウソだから減点になるのではなく、結果的に主張に対しての理由になっていないので減点になってしまうリスクがあります。
多少の脚色はOKですが、基本的には今までの皆さんの人生の中で読んだり、聞いたり、実際に経験したことをベースに書くことをおススメします。

本当に意見がなくて・・・アイデアが出ません(-_-;)

こんなことを思う方、ぜひ考えてみてください。
TOEFLのその先には留学が待っています。そこでは、様々なバックグランドを持った国際色豊かな方々と英語でディスカッションなどをしていきます。
そんな場面で、”I don’t know.”と言った瞬間、あるいは何も意見を言わなければ、もうそれで終了です。意見はとにかく出しましょう。これも練習です。留学を目指す皆さんにはそれが必要ですよ。

時間配分の必勝パターン

  • アイデア出し(3つのトピックセンテンスの内容)(最大3分)
  • イントロと結論でトータル3分
  • 各Body(8分×3)
  • 余った時間で見直し

Task2はとにかく時間勝負です。
テンプレを覚えればすべて解決するということはありません。ですが、主張の展開の仕方や便利な表現が多ければ多いほど、スムーズに書くことができるのは事実です。サンプルエッセイを活用し、ぜひ書き方を定着させましょう。内容に関しては自分で見直したり、先生や知り合いにフィードバックをもらうのを忘れないでくださいね。

まとめ

今回お伝えした内容、参考になったでしょうか?
TOEFLのWritingにはいろいろな書き方があり、それぞれで高得点を取った方がいるのも事実だと思います。ですが、読み手をあっと驚かせるようなエッセイは留学してから書けばOKです。今は留学の切符をつかむために、まずは型を忠実に守り、誰もが思いつきそうな内容でしっかり書けるようになることを目指しましょう。TOEFLはあくまで英語の試験であることをお忘れなく。

ちなみに練習では前回も紹介しましたが、ETSの公式教材を使用することをおススメします。英語の添削はGrammarlyなどを使えば、ある程度のレベルは自分でもできるので便利ですよ。
ではまた次回をお楽しみに。

ETSの公式教材