伝わる英会話のポイントは英語力だけじゃない!今日から実践できるPREP法とは?

この記事はこんな方におススメ!
  • 英会話は練習しているのに、実践では聞き返されることがある方
  • 伝わる英語の話し方を知りたい方

ご覧いただきありがとうございます。英語教育者の永田勝也です。
皆さんは伝わる英語が話せていますか?
「TOEICの点数ではなく、とにかく英語が話せるようになりたい!」
そんな気持ちの方もいると思います。

ちなみに英会話の練習方法として、『独り言英会話』のやり方を以前お伝えしました。
まだ読んでいない方は、ぜひ読んでみてくださいね。
練習方法に納得感をもって取り組んでいただけうよう、科学的な観点からの説明や具体的な練習方法を紹介しています。

今回は英語力とはちょっと違ったアプローチで、英会話のレベルアップを目指しましょう!

もちろん英会話そのものの練習も必要なんですが、実は今この瞬間から実践できる英会話のコツもあるんです。
そのコツを知るだけで、英会話の伝わり方がケタ違いに上がり、聞き返されることも間違いなく減るはずです。

そんな英会話のコツ、今日は皆さんにお伝えしますね。

英語の話し方と日本語の話し方の違い

このレポート、明日までに完成させることができそうですか?

明日までですか?そうですね・・・。
今日はこれから会議があって、その後はお客さんと打ち合わせがあるんですよね。
明日は朝一で別の会議があって、その準備もしないといけないので・・・。
ちょっと難しいかと思います。
明後日だとダメでしょうか?

こんな会話、日本人である私たちからするとよくある会話ですね。
この返答の中で、結局質問に対しての答えは何でしょうか。
ズバリそれが日本語の話し方の特徴を表しています。

日本語では結論や言いたいこと、大切なことを最後に言う傾向がある。
そんな理由ファーストの話し方が日本語の特徴です。
ビジネスの場面では結論ファーストが好まれるものの、基本的に日本語の話し方は先に理由を言うことで、相手に「察してくれ・・・」という伝え方をしています。
場合によっては、言い訳を先に言っているように聞こえてしまうかもしれませんね・・・。

では、英語だとどんな風に答えるでしょうか。おそらく以下のような内容になると思います。

Do you think you can finish the report by tomorrow?

Well, I don’t think I can do it, I’m afraid.
Actually, I have to join a meeting and later see one of our clients.
Besides, I have another meeting tomorrow morning and need to prepare some for it.
Is it possible to make it done by the day after tomorrow, instead?

こんな回答が来たら、質問をした側としてはどうでしょうか?
「できない」という一番聞きたいことを先に聞くことができるので、質問の目的がすぐ達成できてしましますよね。
そして、その答えの理由もその後に続くというのも当然想像できるので、その想定で会話を聞き続けることができます。

伝わる英語の話し方
  • 結論ファーストで話すべし!

ちょっと補足です。
このような結論ファーストの話し方をすべてのEnglish Native Speakerがするわけではありません。
私は以前ECCでティーチングスタッフとして、多くのEnglish Native Speakerとシフトやらキッズクラスの保護者の要望やら、いろいろ業務上の話していました。
実際に彼らは言いにくいこと、できないことなどを話すときは、日本語と同様で理由や言い訳から話す傾向があったと思います。

英語とか日本語とか関係なく、言いにくいことははっきり言わない(言えない)という話し方は割と万国共通な気もしています。
もちろん個人差やキャラクターによる違い春と思いますので、あくまで私の個人的体験として心に留めておいてくださいね。

話を元に戻すと、こんな話し方ができるだけで、相手から” Could you say that again? “と聞き返されることもグッと少なくなります。
何を伝えるのかも大切ですが、どうやって伝えるのかも大切ですよ♪

今日から実践!PREP法の紹介

結論ファーストを使いこなすための秘訣、しっかりお伝えしますよ。
プレゼンなどの発表の場でも生かせるのはもちろん、それこそ結婚式のスピーチでも使えてしまうかもしれません(笑)
ただし、その場合はジョークをはさむ必要があるので、それは皆さんのユーモアにかかっていますが・・・。

みなさんは『PREP法』という話し方のルールを聞いたことがあるでしょうか。
ときどきCREC法という言い方をされることもありますが、同じものだと思ってくださいね。

PREP法
  • Point:要点や主張を簡潔に
  • Reason:理由を説明
  • Example:補足情報を追加
  • Point:要点や主張の反復で意思表示

ちなみにCRECの場合、CはConclusion(結論)を指していますが、結局Pointと同じことを意味しています。

PREP法の実践例とは?

結論ファーストのPREP法、実際に英語のスピーチでよく使われています。
有名なTEDでの数々のスピーチもそうですし、Steve Jobsによるスタンフォード大学でのスピーチでも確認することができます。

Steve Jobsは冒頭でこんなPoint/Conclusionを伝えています。

Today I want to tell you three stories from my life.
That’s it. No big deal.
Just three stories.
今日は私の人生経験から3つのストーリーを話そうと思います。
それだけです。たいしたことではありません。
3つだけです。

冒頭にこうしてPointになる内容を先に伝えてしまうと、聞き手の気持ちはどうでしょうか。

3つの話があるのか。どんな話だろう。ワクワク♪

聞き手としては3つの話を聞く気持ちの準備ができますし、話し手にとっても話しやすい雰囲気になるはずです。

Steve Jobsのスピーチは非常に有名なものなので、見たことがある方もいるかもしれません。
改めて、PREP法の観点からもう一度見てみてください。
スピーチの展開の仕方、何度見てもいつも勉強になる内容です。

ちょっと余談ですが、こんなPREP法による話し方は日本のビジネス場面でも浸透していますよね。
職業柄かもしれませんが、特にコンサルの方々はこういった話し方をする傾向が強いです。
過剰な敬語やあいさつも省き、端的に結論から話す。
コロナの影響でテキストでのコミュニケーションが増えたことも一つの要因かもしれませんね。

必ずしも結論ファーストですべて話すべきかどうかはさておき、少なくとも小学校のこんな場面もなくなりそうですね。(笑)

◎△$♪×¥●&%#?!・・・

(一体いつになったら終わるんだ・・・)

まとめ

PREP法、しっかり理解できたでしょうか。
結論やポイントを最初に言うことで、聞き手は聞く準備ができる。
情報を伝え合うコミュニケーションにおいて、聞き手にわかりやすい話し方するという点は非常に大切ですよね。

PREP法は、意識すれば今この瞬間から実践できるコツですよ。
冒頭で紹介した独り言英会話の練習と組み合わせて、ぜひ伝わる英語の話し方も覚えてしまいましょう!
今よりも英会話がもっと伝わり、より楽しくなるはずです♪
試してみくださいね。ではまた次回をお楽しみに。